株式会社皆川製作所
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新潟日報に掲載頂きました!

2021年02月15日 更新

皆様、こんにちは!
皆川製作所、広報部の伊部です♪
本日は、先日取材頂きました新潟日報の記事が載りました!というお話です。
今回は会社の事業というよりかは弊社の曽根亮子社長の事で取材を頂きました♪
詳細は記事をこちらにも載せさせていただきますので、お時間があるかたはぜひ読んでいただければと思います!
 
新潟日報への直リンク
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/20210210598071.html
 
~以下、新潟日報掲載記事~


【ウーマン@ビジネス】皆川製作所(加茂市)[社長]曽根 亮子さん

 ことしで創業62年の皆川製作所(新潟県加茂市)は、暖房機器や住宅設備機器、自動車用機器などの組み立てを担ってきた。3代目社長の曽根亮子さん(55)は、元幼稚園教諭。多岐にわたる業務を展開しながら、柔軟な発想で働きやすい職場づくりにも注力している。

短大卒業後、見附市で幼稚園教諭として勤務。その後結婚、1992年に社長だった父・堅介さんの勧めで皆川製作所に入社した。子育てのため退職したが、堅介さんに請われ20年ほど前に再度入社した。事務から組み立て現場まであらゆる業務を経験し、専務を経て2013年、後を継ぎ社長に就いた。
当時、取引先は今の5分の1ほどの5社。「売り上げが相手先企業の業績に影響されやすいことに悩んだ」。取引先を増やすため、慣れない営業に奔走。工場では鉄やプラスチック、木材などさまざまな素材を扱い、電子部品まで手掛けるようになって徐々に受注は増える。1カ所に製品を任せたいというメーカーの要望にも応えられるようになった。今では1日50品目を出荷することもあるといい「ここまで多くの品目を扱うところはない」と胸を張る。
事業の多角化にも着手した。5年前には、隣接するプレス工場の移転に伴い、駐車場と工場を購入。「社の売り上げ数カ月分の投資をして、これで社長としての覚悟が決まった」という。組み立て作業員の派遣や貸倉庫、検品や製品開発支援といった新規事業を立ち上げ、売り上げの変動が大きい組立業をカバー。毎月安定して黒字を出せるようになった。
2人の子どもを育てた経験を生かし、働きやすい職場づくりも進める。子育て中の女性従業員も多いことから、定期的にヒアリングを行い、個々の事情に合わせた勤務ができるよう配慮。パート従業員は3パターンの出勤時間から都合の良い時間を選べるため、子育てが終わってからも継続して働く人が多いという。30人に満たなかった従業員は40人を超え、最古参の従業員は勤続60年となった。
バトンを渡してからも見守ってくれた堅介さんは、1月に死去。「会社では、仕事に妥協がなく厳しかったが、優しい父だった」と振り返る。
社長に就任してから、自身の執務室でお茶を飲み語り合う「社長室カフェ」を始めた。従業員だけでなく、取引先や起業希望者など多彩な顔ぶれが集う場に。「自分のような普通の人でも社長をやっている姿を見せて、これからを担う人が起業などにチャレンジする手助けになれば」と語った。
<そね・りょうこ> 加茂市出身。新たな事業へと領域を広げる上で心掛けていることは「常に勉強」。今年はECサイトの開設や自社商品の開発が目標だという。趣味は愛猫と遊ぶこと。
 
 
 
 
 
最後までご覧いただき、ありがとうございました♪
次回の更新もお楽しみに!

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